自然とともに、水を生かす

オーストラリアの気候は過酷なこともありますが、マカダミアはその環境で進化してきたため、こうした条件に非常によく適応しています。
樹液流量の科学的分析によって、マカダミアの木はこれまで考えられていたよりも水を効率的に使うことがわかっています。1これは、乾燥時に気孔を閉じて水分の蒸散を抑える独自の仕組みによるもので、特に干ばつへの強さにつながっています。オーストラリアの環境の中で何百万年もの年月をかけて進化してきたマカダミアは、変動の大きい降雨量や厳しい気候に自然と適応しています。

業界全体で、生産者たちは高度な灌漑システムや洗練された水管理の実践を通じて、これらの知見を活用しています。マカダミアは多くの作物と比べて 水使用量が少なく、投入資材も少ない作物 であり、この本来の効率性によって、生産者は過度な介入を避けつつ安定した生産を維持することができます。継続的な研究も進められており、灌漑スケジュールのさらなる最適化や、水の一滴一滴を最大限に活かすための改善に役立っています。
生産者はまた、園地内外の河川沿いに多様な植生を整備することにも投資しています。自然に寄り添った園地管理を行うことで、水質を守り、流出を抑え、資材を効率的に活用しています。さらにマカダミア産業は、グレートバリアリーフに隣接する地域で Reef Certified(リーフ認証)農法 をリードしており、土地と水資源を大切にする産業としての強い責任感を示しています。
1 Summer 2019 AMS Bulletin Volume 47 Number 4, Tree Water Management Special Feature, Dr Dan Manson, Tree Physiologist and Theunis Smit, Horticulturist