園芸全体のアプローチとの整合性
オーストラリア産園芸品サステナビリティ・フレームワークは、オーストラリアの園芸品がサステナビリティの主要課題に関してどのように追跡しているかを測定するための論理的なプロセスを提供するものです。オーストラリアのマカダミア産業は、このフレームワークを利用して、マカデミア生産に特化したサステナビリティの実践を展開しています。
これにより、オーストラリアの園芸業界とその産業、企業は以下が可能となります。
- 生産システムの持続可能性の測定と追跡
- 安全で倫理的かつ環境に配慮した持続可能な生産方法を目指す
- サプライチェーンのニーズを満たし、個々の生産者の負担を軽減するため、生産システムの持続可能性指標に関するデータを収集またはモデル化する簡便な方法を探す
- セクターを越えた共通課題への取り組み
- 調査目標
- 持続可能な生産保全について語る
- 投資と金融へのアクセスを保護し、拡大
- ステークホルダーとの関係強化および透明性の向上
このサステナビリティの枠組みは、オーストラリアのナッツ・果物・野菜の持続可能な生産に重要な17のトピックと4つの柱を特定し、国連の持続可能な開発目標とも整合している。
栄養と育成:安全で質の高い食品と環境によいことを提供することにより、食生活、健康、ウェルビーイングを改善する上で、オーストラリアの園芸作物が果たす役割を認識する。
人々と企業:は、オーストラリア産の園芸作物が、人々、企業、コミュニティ、経済的価値との間に強い結びつきがあることを認識。
地球&リソース:自然環境へのあらゆる影響の軽減と、園芸生産の資源への依存、バイオセキュリティ、気候変動への耐性に焦点をあてる。
廃棄物の削減は、園芸生産におけるあらゆる形態の廃棄物を削減すること。
このフレームワークは、生産者、従業員、業界団体、サービス・投入資材供給業者、研究者との綿密な協議を経て作成されました。また、資金提供者や投資家、マーケティング担当者や輸出業者、小売業者、政府、消費者も意見を述べています。