キッコーマン 日本初のマカダミアミルク、オーストラリア原産をアピール

Kikkoman macadamia milk made from Australian grown macadamias

日本の象徴的な食品飲料ブランドであるキッコーマンから、最新商品の「キッコーマン マカダミアミルク」が発売されました。

欧米市場ではマカダミアミルクの人気は高まりつつありますが、日本市場ではわずかな輸入品のみが、ごく狭い範囲で流通している状況でした。キッコーマンのこの新製品は初めて日本国内で製造されたマカダミアミルクであり、特徴的な製品といえます。

植物ベース選択肢の拡大

植物性ミルク市場はグローバルにみても拡大しており、予測では2024年には215億ドルに達する見込みであり、2020年から24年にかけての年平均成長率は10%以上と言われています。

日本では長い間植物性ミルクの需要は高く、豆乳、アーモンドミルクなど人気もあり、これからも市場拡大の余地があるとキッコーマンは見ています。

「植物性ミルクの市場はまだ成長の可能性があり、チャンスがあると信じています。この市場の成長は健康面、環境負荷、ライフスタイルなど複数の要因があると考えられます。

消費者の植物性ミルクへの期待感がある中、日本の消費者の方々に受け入れられる新しい提案、選択しはどのようなものか?その点が新たにマカダミアミルクを開発するポイントとなりました。」

キッコーマンによると、日頃から豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクなどを飲んでいる方の新たな選択肢として、またマカダミアが好きな方に飲んでいただきたいとのこと。

「マカダミアナッツは日本国内においても非常に人気のあるナッツで、今までもお菓子やデザート、アイスクリームなどに使用されています。マカダミアナッツ好きの方にもこの商品には興味を持っていいただき、マカダミアナッツの新しい味わい方としてぜひ飲んでいただきたいと思います。」

オーストラリア産が鍵

また、使用しているマカダミアが「オーストラリア産」であることを商品パッケージや販促キャンペーンで告知することで、商品の信頼性と価値を高めることができると考えています。

「マカダミアナッツの特有の風味や香りが商品の特徴と言えるので、消費者の方には原料は安全で信頼できるもの、おいしさも保証されていると安心していただくことが重要と考えています。パッケージにマカダミアはオーストラリア産であることを記載することで、消費者はナチュラルなイメージと品質の高いプレミアムな商品であると理解していただけると考えています。」

「また、消費者の方が商品をさらに理解していただくなかで、オーストラリア原産であることの価値や雄大な農場や生産者の想いなども感じて喜んでいただけることと思います。」

日本人の好みに合わせて

キッコーマンは2019年の初旬に、初めてマカダミアを使用した飲料マカダミア風味の豆乳飲料を発売しました。マカダミアナッツ特有の風味や香りが消費者に受け入れられ、とても好評な結果となりました。このマカダミア風味の豆乳飲料の人気が、今回のマカダミアミルクの開発のきっかけとなりました。

キッコーマンの担当者は、新たな商品コンセプトは日本人消費者の味覚に合わせて開発されたと語ります。「海外で人気のある植物性ミルクをそのまま持ち込むのではなく、日本の市場を念頭に置いてゼロからマカダミアミルクを開発しました。」

「日本人に合った風味や濃さ、満足感を得られるマカダミアミルクとして、革新的な商品として受け止められると考えています。」

商品は2種類あり、日本全国のスーパーマーケット、コンビニ、またはオンラインでも購入可能です。「マカダミアミルク オリジナル」はほのかな甘さを加えることで、マカダミアナッツのクリーミーでまろやかな味わいを引き立てています。「マカダミアミルク 砂糖不使用」は、マカダミアナッツの本来の優しい甘みとまろやかさが楽しめます。

マカダミアミルクはまずそのまま飲むことで、ミルクそのものを味わうことをおすすめしています。紅茶やコーヒーに加えたり、シリアルにかけたり、その他レシピに活用したりと、さまざまな活用法を今後提案する予定です。

パワフルなオンライン・プロモーション

コロナの影響もありキッコーマン マカダミアミルクのプロモーション・リアルイベントの実施はしていませんが、デジタルコミュニケーションを中心に情報の発信を行っています。

商品発売時には、オーストラリア・マカダミア協会とのプロモーションとして、ブランド・コラボレーション・キャンペーンを行い、日本国内のオーストラリア・マカダミアファンの方々にキッコーマンのマカダミアミルク、殻付きマカダミアナッツ、およびTJ‘sナッツクラッカーのプレゼントキャンペーンを行いました。

このキャンペーンはフェイスブックインスタグラムツィッター、およびオーストラリアマカダミア協会のウェブサイトにて告知されており、また、プロファイルの高いユーチューバーや3名のインスタグラムのインフルエンサーにも取り上げてもらい、合計で290万のフォロワーを獲得しています。

Kikkoman macaamia milk Instagr
Image: Instagram (@tomoky_tak)

将来を見据えて

このようにキッコーマンのマカダミアミルクの発売は、Z世代が自分自身のため、また地球環境、社会のために植物ベースの商品に魅かれているということが明らかになった当業界が実施した消費者調査 食品の未来の結果と一致しています。マカダミアは植物ベースのムーブメントの基礎となる食材として、若年層の消費者を惹きつけたいと考えているブランドにとって、理想的な食材であることも言えるでしょう。

マカダミアミルク発売した今、今後の展開についてキッコーマンのチームは何を計画しているのでしょうか?

「まずは商品のプレーンな味わいからスタートしてもらうことから始めました。」と担当者は語ります。

「今後は新たな味種の展開なども含め、消費者の方に驚いていただけるような提案を検討していきたいと思っています。」

キッコーマンがマカダミアミルク・ジャーニーとして、次にどんな商品を開発してくださるのか、とても楽しみですね!

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