「Women in Macadamiasウーマン・イン・マカダミア」イベント開催

オーストラリア・マカダミア産業の最大の財産は、言うまでもなく人材です。生産者、農学者、加工業者、マーケティング担当者に至るまで、彼らの技術と意欲が、この産業を力強く発展させ、オーストラリア産マカダミアを世界の舞台へと押し上げました。このうち、多くの割合で女性が担っています。夫婦で営む農家の片割れであれ、大規模経営の重要なチームメンバーであれ、女性はサプライチェーン全体の重要な機能に深く関わっています。

この業界における女性の多大な貢献は誰もが認めていますが、女性のネットワーク構築や学びを支援し、自身の活動に自信をもってもらうため、更なる機会の構築が必要であることが明らかになりました。ここから「Women in Macadamias ウーマン・イン・マカダミア(マカダミア業界の女性)」というオーストラリアの新しいイニシアチブが生まれました。これは、マカダミア業界で働く女性を受け入れる場を提供することを目的としており、オーストラリアの主要なマカダミア生産地であるバンダバーグで始まり、他の主要生産地でも順次開催されています。

画期的なイベント

初開催となったWomen in Macadamiasは、地元バンダバーグの生産者スザンヌ・フレミングさんのご好意により開催されました。フレミングさんはご主人のブライスさんと一緒に、この地域に3つのマカダミア農園を所有・経営されています。バンダバーグのマカダミア産業で働く女性たちがこのようなフォーラムに参加するのは初めてのことで、参加者は皆、熱心に耳を傾けていました。

オーストラリア・マカダミア産業の開発マネージャーのレオニ・コジェティン氏は、この取り組みは、あらゆるレベルの産業と意思決定への女性の参加を促す環境づくりの一環であると述べました。「この業界で出会う男性1人につき、2人か3人の女性が、彼らと同じようにその事業に投資していることを知っています」とレオニは語ります。

「しかし、女性がこの業界で直面する問題には、誰かに質問しにくい、農場で感じる孤独感、大型機械の安全な操作やメンテナンスにおける自信がない、などがあります。

「また、業界内でもっと発言する機会があるとよい、感じている人も多いようです。このイニシアティブは、女性をサポートする最善の方法を明らかにし、女性が業界への参加や意思決定にもっと関与できる機会を提供することを目的としています。」

制限はありません

この日はオープン・フォーラム形式で行われ、男女の学習スタイルの違いから、世界の需要動向、投入資材のコスト、収穫方法、炭素クレジット制度など、さまざまなトピックが挙げられました。

特に注目されたのは、業界行事への女性参加者を増やしたいという強い要望でした。

司会のスザンヌ・フレミングは、オーストラリアのマカダミア産業は非常に包括的であるが、業界のフォーラムやイベントには女性が自分一人しかいないことがよくある、と語りました。「私たちの農園はまだ始めたばかりなので、いつも質問したいことばかりです。」と彼女は言います。「でも、女性が私一人だけだと、その質問の答えはすで知っていなければならないという気がして、質問するのをためらってしまいます。他の女性がいれば、私の士気も上がるし、自信もつくのですが......」。

また、農業界への女性の参加を増やすには、若い女性に農業を学ばせることに重点を置く必要があると感じている人もいました。農学部の卒業生の中には、同級生に女性が少ないと言う人もいました。

 「農業を学び、その道を歩む女性の数は十分ではありません。もっと若い、草の根のレベルから始めなければならない」と、ある参加者は指摘しました 

「農業で働くということを、成長過程で意識していないと、このような活動に参加するのは難しい」と言う人もいました。「若い女性が機械を操作しているところを見たことがなければ、女性の職業としての選択肢に入れるのは難しいですから」。

また、サポートしてくれる男性の同僚の重要性についても議論されました。「男性中心の業界に身を置くことの難しさに共感し、自分は一人ではないことを分かってくれる女性の同僚がいることも重要です。」

実践的な内容

イベントの目玉は、機械の操作とメンテナンスのデモンストレーションです。レオニは、「このイベントが、この業界の女性たちの実践的なスキルと自信を向上させる助けになることを強く望んでいます」と言います。「そのため、始動前チェックから安全機能、装着、メンテナンスまで、あらゆることを質問し、理解を深めてもらえるような、安全で快適な場を設けました。」と説明しました。

バンダバーグのデモンストレーションは、マカダミア産業で最も経験豊富な機械オペレーター、マカダミア・オーストラリアのディ・ヴォーン氏とジョン・ヴォーン氏の2人が担当しました。ジョンは、大きな機械には注意が必要だが、決して恐れるものではないと言います。「自信を持てば、安全です。迷う方が危険なのです。」と彼は言います。

ディ・ヴォーンは、自信に満ちた女性機械オペレーターの典型例であり、夫のジョンによれば、彼女はマカダミア・オーストラリアがこれまでに雇用した中で最高の機械オペレーターの一人だという。「ディは、あらゆる機械の操作とメンテナンスの方法を知っています。」

「最初は居心地が悪かったわ。」とディは話します。「でも今は、1,000ヘクタールの土地にある大きな機械も、自信を持って操作できるようになりました。」

ほんの始まり

今回のイベントをきっかけに、女性がもっと注目され、声を上げることができ、互いに交流できるような、業界の新たなページが始まることが期待されています。

ある参加者は、「人脈づくり、顔と名前を一致させ、他の女性と連絡を取り合い、アイデアを出し合うために、このイベントを続けてほしい」と話しています。

「私たちは、リーダー的な役割を含め、業界のあらゆるレベルで女性が活躍している姿を見たいし、業界の女性の功績を紹介し、称えたいと思っています」とレオニは語ります。「誰も孤独に感じる必要はありません。わたしたちは皆、共に歩んでいるのです。スキルアップとお互いに頼りあえる女性たちと出会い、ネットワークを作っていくのです」。

この画期的なイベントの内容をさらにご覧になりたいかたは、、こちらのイベントビデオをご覧ください。

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