オーストラリアのマカダミア業界は、オーストラリア残留物質調査 (NRS)において、再び100%の遵守率を獲得し、24年目の記録を更新しました。オーストラリアのマカダミア産業は、1996年の調査開始以来、毎年この調査に参加しており、毎回100%のスコアを達成しています。これは、オーストラリアの他の生鮮食品とは比較にならない記録と言えます。
このプログラムでは、オーストラリア産マカダミアを対象に、様々な殺虫剤、除草剤、殺菌剤、環境汚染物質の検査を行い、マカダミア産業が国内および国際市場における品質保証と市場参入の要件を満たすことを保証しています。
調査概要によると、「この結果は、オーストラリアの基準への優れた遵守を強調し、適正農業規範に対するマカデミア産業の強いコミットメントを実証しています。一貫して優れた遵守率は、国内外の市場におけるオーストラリア産マカダミアの評判と信頼性の維持に役立っている。」
これらの調査結果は、オーストラリアのマカダミア生産者と加工業者の献身的な努力の証であり、可能な限り自然と共に活動し、我々業界の決意がもたらす恩恵を証明するものと言えます。生物多様性を促進するための害虫抑制の景観は、生産者によって広範囲に実施されており、果樹園が植えられている自然環境にバランスをもたらし、有害な害虫を抑制する益虫が繁栄するのを支えています。害虫や病気に対抗するための生物学的防除は、長い間、業界で受け入れられてきました。最も有名な取り組みは、ナッツの殻の木くい虫に対抗するための自然で非常に効果的な手法として、タマゴヤドリコバチを導入したものです。
オーストラリア・マカダミアが最近実施した消費者調査では、今日の消費者にとって産地が重要であることがはっきりと証明されています。全世界の82%の消費者が、マカダミアナッツを購入する際に産地が重要であると回答し、オーストラリアの消費者の90%、アジアとアメリカで調査した消費者の50%以上が、オーストラリアを最も魅力的なマカダミアの産地の一つとして挙げています。
食品の原材料の出所や安全性に対する消費者の意識はかつてないほど高まっており、今回の結果は、消費者とメーカーの双方にとって、オーストラリア産マカダミアの純度と品質を最高レベルで保証するものと言えるでしょう。