2018年度オーストラリア産マカダミア 予測を上回る結果

オーストラリア産マカダミア生産量は、記録的な豊作となる49,300トン(殻付き 水分含有量 3.5%、10%では52,900トン)に達した、とオーストラリア・マカダミア協会は発表しました。

前回の収穫予測であった47,500トン(殻付き 水分含有量3.5%、10%では51,000トン)より も3%増加の収穫量にて、今年度のシーズンを終了しました。

当協会のCEOジョイロン・バーネットによると、収穫期間はあまり降雨に遮られることなく、適 した収穫環境であったこととも関連し、「今年は継続的によい状況が続いており、昨年度より も木々も回復している。」と語っています。

また、収穫量の増加は、前年度までの持続的な投資の反映でもあり、「土壌や木々の健康状態 、農園全体的な改善のため生産者達は十分な投資を行ってきており、この彼らの献身的な行い が高い収穫量や高品質なカーネルへと結びついています。」

「新たに行ってきた作付が実をつけ始めており、今後はより継続的な収穫量をもたらす予定で す。同時に将来的な加工処理を増やすための投資も継続します。」と語っています。

オーストラリア産カーネルの需要は比較的高い状況で、販売と契約により主な収穫分の多くは コミットされています。

バーネットによると、オーストラリア産のマカダミアは主にカーネル市場に焦点をあて、現在 はイノベーション・イニシアチブによるマーケティング戦略を実施しています。 「イノベーション・イニシアチブとは消費者のインサイトに基づき、新たなマカダミア・イノ ベーションのチャンスを作りあげる新たな土台です。」

「2回目のイノベーション・チャレンジの締切はもうすぐですが、マカダミアを含んださまざま な目新しい商品のコンセプトがみられるでしょう。」  

まだ早い段階ですが、花や小堅果の状態もよい、と生産者は前向きな2019年度を見込んでいま す。   

オーストラリア産マカダミア収穫予測は、10月末時点でオーストラリアン・マカダミア・ハン ドラー協会(AMHA)が工場から実際に受領した量を基に、当協会が発表しているものです。 AMHAはオーストラリア国内の約90%以上のマカダミアを代表しています。   

詳しい情報やお問い合わせは

オーストラリア・マカダミア協会 日本代理 望月英子 電話 080-3706-6820

月間 Eニュースレター

「マカダミア・レビュー」に登録
  • このフォームを送信は、貴様にご連絡させていただくための個人情報収集であることに同意されたとみなします。詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。 privacy policy

ニュース&レポート

See more news

マカダミア生産地 5つの驚きの事実

マカダミアの原産地であるオーストラリアは、太古の熱帯雨林に基づいた産業が盛ん。約6,000万年前にオーストラリアの土壌で誕生し、現在では約50年の歴史を持つ商業用マカダミア農園は、ニュー・サウス・ウェールズ州とクイーンズランド州を中心に、複数の地域に41,000ヘクタール以上の広さで育成されています。

SUBSCRIBE TO THE MACADAMIA REVIEW

and be the first to know about the latest news from the Australian macadamia industry.

  • このフォームを送信は、貴様にご連絡させていただくための個人情報収集であることに同意されたとみなします。詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。 privacy policy