2017年度 オーストラリア産マカダミア 最終収穫量 46,000トン(殻付)

2019年度、オーストラリアのマカダミア生産者は43,500トン(殻付き、水分含有量3.5% /10%では46,600トン)の最終収穫量でシーズンを終えた、とオーストラリア・マカダミ ア協会は発表しました。

3月のサイクロン・デビーによる強雨と洪水、および6月のノーザンリバー地域における記録的 雨量が収穫に大きく影響し、サイクロン・デビー発生後以降に発表した収穫量予測よりも、さら に約10%低い収穫量となりました。カーネルの生産量は9,000トンになる見込みです。

カーネルおよび殻付きの世界的需要はどの市場においても引き続き高い状況です。グローバ ル需要の成長を促す3年間におよぶ新たな国際的マーケティング戦略の最初のステージの発 足に伴い、今後のグローバルなマーケティング展開にオーストラリアのマカダミア産業は引き続 き貢献し続けます。

マカダミア産業の市場開発マネージャー リン・ジルケ氏によると、マーケティング戦略は今後 の堅調な供給を見据え、グローバル需要の成長をより促す構造となっていると語ります。

「グローバルに見込まれる生産量の増加に備え、より多くのカーネルを商品で使用してもらえる ような新たなイニシアティブを発足し、カーネル市場を第一に考えます。」

これらのイニシアティブは、マカダミアにおける新たな商品コンセプトを探求する“イノベーショ ン・チャレンジ”や新たな消費者インサイトを探し出す、消費者調査などがあげられます。

その間、オーストラリアのマカダミア生産者は2018年度産のマカダミア育成に多くの時間と資 源を費やし、2月に始まる収穫に備えています。

2017年収穫量は、オーストラリア・マカダミアハンドラ―(AMHA)が7月末までに工場から受けとった 実データを基に、オーストラリア・マカダミア協会が発表したものです。AMHAはマカダミアを扱う約 99%以上を代表しています。

更なる情報についてのお問い合わせ: オーストラリア・マカダミア協会   日本代理 望月 英子  080-3706-6820

月間 Eニュースレター

「マカダミア・レビュー」に登録
  • このフォームを送信は、貴様にご連絡させていただくための個人情報収集であることに同意されたとみなします。詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。 privacy policy

ニュース&レポート

See more news

マカダミア生産地 5つの驚きの事実

マカダミアの原産地であるオーストラリアは、太古の熱帯雨林に基づいた産業が盛ん。約6,000万年前にオーストラリアの土壌で誕生し、現在では約50年の歴史を持つ商業用マカダミア農園は、ニュー・サウス・ウェールズ州とクイーンズランド州を中心に、複数の地域に41,000ヘクタール以上の広さで育成されています。

SUBSCRIBE TO THE MACADAMIA REVIEW

and be the first to know about the latest news from the Australian macadamia industry.

  • このフォームを送信は、貴様にご連絡させていただくための個人情報収集であることに同意されたとみなします。詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。 privacy policy