韓国ポップアップ・イベント・レポート

韓国ではマカダミア認知度と実際にマカダミアを食べたるという体験の間にギャップがあることから、当協 会はもっと多くの人たちにマカダミアを体験してもらうべく、3つの都市でポップアップ・イベントを開催しまし た。

過去の実績から、韓国の消費者はマカダミアを実際に体験する機会を持つと一気にマカダミアのファンに なることが分かっていました。これは大きな学びであり、当協会はそれに基づき製品とのタッチポイントを 増やす戦略を積極的に実施しています。

今回のイベントでは、マカダミアの信頼性、オーストラリア原産であること、製品の高級感などのメッセージ が強調されました。

総合的な戦略で優れた成果を

イベントは実施前、実施中、実施後にオンライン及びオフラインで拡散され、約180万ページビューを獲得 するという素晴らしい成果を収めました。

イベント前及びイベント開催中の当協会フェイスブック投稿はそれぞれ84,000近いページビューと2,400以 上のエンゲージメントを獲得。

パワーブロガーによる投稿は105,000ビューを獲得し、ネットメディア10社に 掲載された記事は160万人の韓国人消費者にリーチしました。

イベントは人通りの多い人気スポットで実施され、1,000人以上の集客がありました。

3箇所でのイベント、5つの異なる体験、無限大に広がるマカダミアの楽しみ 

イベントは韓国でブームになっているピクニックをテーマに、ソウル、テジョン、プサンの3都市のそれぞれ の会場の雰囲気に合うようアレンジされて実施されました。 

ソウルではウォーターパークでのマカダミア・ピクニック、テジョンでは動物園でのピクニック、プサンでは ビーチでのピクニックという形式になりました。 

韓国ではマカダミアを模したキャラクターが大人気となっており、あらゆる写真に一緒に写って気分を盛り 上げています。

イベントでは5つのアクティビティが無料で体験でき、スタッフに促された消費者が思い思いに参加してい ました。消費者はそれぞれのアクティビティからマカダミアのメッセージを受け取り、マカダミアについて 深い理解を得るよう設計されていました。

  • 殻を割ってその場でマカダミアを食べる体験: ほとんどの人がマカダミアの殻を割ったことがなく、と ても新鮮な体験になりました。生のカーネルを食するのも滅多にない機会です。特に子供は喜んで 殻を割っていました。そして親は生のマカダミアの美味しさにびっくりしていました。全てのアクティビ ティの中で、殻割りが一番人気を集め、盛り上がり、多くの参加者がどこで殻付きマカダミアと殻割り 器が購入できるかを質問していました。  

  • マカダミア製品のトライアル: 会場にはオーストラリア産のマカダミアを使用した製品が用意され、消 費者が自由に手にすることが出来ました。多くの消費者は食用マカダミア・オイルやチョコレートに入 ったマカダミアは知っていても、美容製品は初めて体験する人も多く、強い関心を集めていました。ま た、どこで購入できるかの問い合わせもたくさんありました。また、マカダミアを使用したリキュールも 好評で、特にプサンのビーチ・イベントで強い人気を博していました。  

  • オーストラリア・マカダミアの紹介: カダミア農園や木の写真がインフォグラフィックやローカライズさ れたコンテンツと一緒に展示されました。多くの消費者が、マカダミアが木になっている所を見たこと がなく、マカダミアへの理解やバックストーリーを深めるのに役にたちました。
     
  • インフォグラフィック・クイズ: 展示されたインフォグラフィックを元にクイズを実施し、全問正解の消費 者にはマカダミア・クッキー、ギフトバッグ、マカダミア・スムージーなどの賞品がその場で提供されま した。
      
  • トリックアートを使ったフォトセッション: アトラクションのひとつとしてトリックアートが描かれた壁が用 意され、消費者はそこで写真を撮りSNSで友人とシェアできるようにしました。マカダミア・ファンであ ることをアピールする写真が撮れるだけでなく、他のアクティビティに行列が出来た際には、短時間 で遊べるトリックアートに人を誘導できるため、良いクラウド・コントロールにもなりました。  

事前イベント(ミニ・イベント)から学ぶ
これらの大掛かりなイベントを実施する前に、ミニ・イベントを実施し、どのようなアクティビティが大規模に 実施可能で、どのようなアクティビティが盛り上がるかを試験的に試みていました。
ミニ・イベントはソウルの室内会場で実施され、200人を目安に新しい方法でマカダミアを体験し、オースト ラリア原産だということに理解を深めることを目的としていました。また、美容製品を紹介する 
ミニ・イベントではマカダミアの殻割り、サンプリング、4種類のマカダミア・ラテのテイスティング(マカダミ ア・ハニー、ストロベリー、チョコレート、プレーン)が実施されました。ラテで一番人気が高かったのはマカ ダミア・ハニーとストロベリーでした。
参加した消費者の1人は「マカダミア・ハニーは初めて知りました。蜂蜜を数滴落としたマカダミア・ラテは 甘すぎず、バランス良い甘さなのでとても美味しいです」と語っていました。また別の参加者は「マカダミア は他のナッツと比べて味がマイルドなので、ストロベリーなど他の味と良く合います。自分でもマカダミア・ ラテを作ってみたいです」と語りました。 
マカダミアが身体にとってヘルシーだというメッセージも伝わりました。参加者の1人は、こう言っています。 「自然食品が好きなので、マカダミア・ラテはプレーンが好みです。エクササイズの後にプレーン・ラテを飲 めばとてもヘルシーに減量できるような気がします。」
今回のイベントのフィードバック
3つの都市で開催されたマカダミア・イベント。参加者は自由にコメントを残せるようなっており、今回のイベ ントが成功だったことを物語っています。いくつかご紹介します。 
「マカダミアを食べただけで綺麗でヘルシーになったような気がします」 「これからは冷麺よりもオーストラリア産マカダミアを食べたい」
「生のマカダミアを食べたのは初めてでしたが、人生を見直すべきだと思うほど衝撃でした」 韓国の消費者にとって、マカダミアを体験する機会が大きな影響をもたらすことが良くわかるコメントです。
イベント中に提供されたマカダミア・スムージーは2,000杯、マカダミア・クッキーは1,200枚、賞品ギフトバ ッグは450個に上りました。ラッキーな参加者はマカダミア・カクテルを飲む機会にも恵まれました。

大成功に終わったイベントを企画し実施した韓国のマーケティング・チームに大きな拍手と感謝の気持ちを 送ります。 

月間 Eニュースレター

「マカダミア・レビュー」に登録
  • このフォームを送信は、貴様にご連絡させていただくための個人情報収集であることに同意されたとみなします。詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。 privacy policy

ニュース&レポート

See more news

新マカダミア・クラムは汎用性のマスタークラス

マカダミア新製品の誕生にはいつもわくわくします。新境地を開拓するフレーバーや形態であればなおさらです。最近発売された味付けマカダミア・クラムは、まさに新境地を切り開き、今後の食品・飲料業界を形作る新たなトレンドを探るわれわれの業界研究から浮かび上がった重要なイノベーションの機会を体現しました。

食品トレンド、マカダミアの殻、健康調査:2023年のトップ6ストーリー

2023年は、生活費の高騰、AIの台頭、度重なる気候変動への懸念、中東とウクライナでの戦争など、さまざまな課題とハイライトが混在する年となりました。また、インドが世界で最も人口の多い国になり、COVID-19パンデミックの終息が公式に宣言され、FIFA女子ワールドカップを通じて卓越したスキルと勇気が注目を浴びました。

SUBSCRIBE TO THE MACADAMIA REVIEW

and be the first to know about the latest news from the Australian macadamia industry.

  • このフォームを送信は、貴様にご連絡させていただくための個人情報収集であることに同意されたとみなします。詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。 privacy policy