すでに日本ではおなじみのマカダミアは、チョコレート製品にちょっとしたプレミアム感とヘルシーさを加える
名脇役として愛されています。
2020年初め、当協会はハーブとアロマテラピー専門ブランドとして日本で人気の「生活の木」とコラボレーシ
ョンし、消費者にマカダミアをより深く知ってもらえるよう、マカダミアの魅力を訴求する一連のイベントを実施
しました。
これは、日本のファンがチョコレート以外の マカダミアの新しい楽しみ方 を発見できるよう昨年実施した数々
の取り組みが成功したことに続くものです。これまでのさまざまな取り組みの中には「マカダミア発見」ツアー
と題し、食品技術を学ぶ学生をオーストラリアのマカダミア栽培地域であるノーザンリバースに招待したこともありました。
今回は、この重要な市場での消費者イベントにスポットライトを当て、マカダミアが毎日の健康的なライフス
タイルにどのように貢献できるかを消費者に広げていくもようをお伝えします。
ハーブとアロマテラピー専門のブランド「生活の木」とのコラボでマカダミアをアピール
「生活の木」 は、ナチュラル&オーガニックのハーブとアロマテラピーに定評のあるブランドで、全国に120以上の店舗を展開しています。50年の歴史を持ち、世界中の提携農場から集められた高品質な原料を使用したエッセンシャルオイル、ハーブ、スーパーフード、スキンケアなど豊富な商品を扱っています。
また同社は、埼玉県飯能市にてメディカルハーブガーデン「薬香草園」を運営しており、ここはレストラン、ベ
ーカリー、アーユルヴェーダスパが併設された施設となっています。
今回のキャンペーンのハイライトとして実施された「生活の木」とのコラボレーションは、オーストラリアの建
国記念日である「オーストラリア・デー」に合わせて開催され、マカダミアの美容と料理を紹介するイベントが
都内の店舗および「薬香草園」のレストランとベーカリーで展開されました。
マカダミアオイルを使ったビューティー・ワークショップ
「生活の木」の原宿店では、マカダミアを使った美容ワークショップが開催され、参加者はマカダミアオ
イルを使ってフェイシャルオイルやエッセンシャルオイルを自らブレンドしました。
ワークショップではマカダミアオイルが肌にとって多くのメリットがあることを紹介し、100%植物由来で、
どのような肌にも合い、つけ心地が軽い天然のモイスチャライザー(保湿剤)であること、またマカダミア
を食べることで、肌をふっくらとシワのない状態を保つために必要なコラーゲンの生成に不可欠な酸化
マンガンを摂取できることなども説明されました。
ワークショップの参加人数には限りがありましたが、希望者であっという間に埋まり、大好評。また参加
者には、お土産として食用マカダミアオイルとナッツのお土産が配布されました。
マカダミア尽くしの料理ビュッフェとベーカリー
「生活の木」メディカル・ハーブガーデン「薬香草園」は、東京から1時間ほどの場所にあり、併設され
ているレストラン「ヤハラテナ」では、特別限定メニューによるマカダミアランチブッフェが開催され、栄養
価の高いマカダミアを使った料理が提供されました。
レストランでは、マカダミアコロッケ、マカダミアタコス、マカダミアを使った様々なサラダなど、多彩なア
レンジでマカダミアの魅力を紹介する美味しい料理のかずかずがずらりと並びました。一方ベーカリー
工房では、焼きたてのマカダミアスコーン、マカダミアクッキー、マカダミアミートパイなどが特別販売されました。
このビュッフェイベントには300人を超える人々が食べに来てくださいました。料理のほかにも、マカダミ
アの殻割りに挑戦できるコーナーもあり、また、スパを訪れた方には、マカダミアオイルを使用して自分
のエッセンシャルオイルをブレンドする体験もありました。
体験の共有
カスタマイズされたPRとソーシャルメディア戦略により、イベントとメッセージは幅広い消費者と共有されました。
ビューティー・ワークショップの内容は、渋谷、原宿、青山地区で配布されているフリーペーパー「 Omosan, 」で
紹介されました。女性読者が多く、カルチャーやグローバルなコンテンツに力を入れている「Omosan」は、今
回のワークショップを認知してもらうのに理想的な媒体で、参加を促すと同時にマカダミアの美容効果を訴求しました。
イベントに関連したコンテンツは、「生活の木」のウェブサイトと インスタグラム、オーストラリア・マカダミア協会の 日本語ウェブサイト, フェイスブック 、メールマガジン等でも共有され、美容ワークショップやビュッフェを直接体験した数百人の幸運な人々を超えて、美味しさと美のメッセージが拡散されました。
不確実な時代の貴重なコンテンツ
現在の世界状況を考えると、このように人を集めるイベントを再び開催することができるようになるにはまだ
数ヶ月かかるかもしれません。 ですが、世界中の人々が自宅で過ごす時間が長くなり、自分や家族を心身
共に豊かにする簡単な方法を模索しているいま、これらのイベントによってつくられたコンテンツは今後数ヶ
月にわたり、みなさんのお役に立てるとよいと思います。
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