2020年産のオーストラリア産マカダミア収穫量は当初の予測を上回る、と業界の代表団体である オーストラリア・マカダミア協会は発表しました。
収穫予測は、当初の予測36,500トン(殻付き3.5%含水量、10%含水量では39,000トン)を15%程上回る、42,000トン(殻付き3.5%含水量、10%では45,000トン)に達する見込みです。
「未曽有の乾燥した気候が、育成地域に影響を及ぼしたにもかかわらず、当初の予測よりもよい状況になりました。
主な収穫はほぼ終了しており、シーズン初期の干ばつ状況にもかかわらず、ナッツの品質は良好です。」と、協会CEO ジョリオン・バーネットは語ります。
バーネット氏は、1月に生産地域全体に降った大雨が、状況を緩和したと付けくわえました。
「シーズン全体を通して、生産者は土壌の水分管理に不可欠な農園の土壌管理改善に継続的に力を注ぎました。この土壌健康管理への投資が、干ばつのあいだの樹木の維持に役立ちました。」
最新のオーストラリア・マカダミア産業の収穫予測は、オーストラリア・マカダミア・ハンドラーズ・アソシエーション(AMHA)の9月末時点の実績に基づくものです。 AMHAはオーストラリア生産の約97.5%を代表する機関です。
2020年産の最終収穫量は12月初旬にオーストラリア・マカダミア協会より発表されます。
詳しい情報、お問い合わせの連絡先:
オーストラリア・マカダミア協会 日本代理 望月 英子