
生産者と加工業者がここ数年で最も困難で予測不可能なシーズンを営むなか、オーストラリア産マカダミアのシーズン半ばの収穫予測は、大幅に下方修正されました。天候を起因とする混乱が続いているため、現段階で供給可能な実質収穫量がとれほどかを決定することは難しい状況です。その前提を踏まえ、生産量の修正予測は、水含量 3.5%で殻付き 37,300~41,970 トン(水含量 10% 殻付き 40,000~45,000 トン)の範囲に収まると予想され、前回 の推定値である 3.5%で殻付き 55,960 トン(水分 10%で殻付き 60,000トン)から減少しています。
ニュー・サウス・ウェールズ州の生産者は、過去10年間でもっとも低い収穫量を報告しており、多くの生産者は、現在も続いている広範囲な雨天のため農園にアクセスできないでいます。クイーンズランド州でも、農園内でもばらつきがあり、収穫量は予想を下回っています。加工業者による取り込み量はシーズン初めに予測した数値を大幅に下回る見込みです。
「厳しい状況にもかかわらず、各地域では質の高いナッツが収穫されています。困難なシーズンであっても、われわれの農場での取り組みとポストハーベストの実践により、高い水準を維持し、プレミアムな製品をグローバル市場にお届けすることができる状況です。」と当協会CEOのクレア・ハミルトン=ベイト最高経営責任者は語ります。
2025年シーズン半ばの収穫予測の更新は、オーストラリア・マカダミア・ハンドラー・アソシエーション(AMHA)のこれまでの工場出荷実績と推定生産量に基づいている。AMHAはオーストラリア産マカダミアの90%を占めます。2025年の最終収穫量は12月に発表予定です。
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オーストラリア・マカダミア協会
ジャパン・レプレゼンタティブ 望月英子
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