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オーストラリア・マカダミア協会は過去2年にわたり4つの主要カテゴリーに注目。各カテゴリ―の消費者 インサイト調査し、マカダミアを使用した新製品開発のチャンスはどこにあるのかのを理解し探しもとめて きました。
これらのカテゴリー ‐ パンやケーキ, スナック, アイスクリーム と チョコレート に関して当協会が実施した調査 には、現在の消費者の興味ある食品や飲料の新製品を開発しているメーカーや開発担当者方のお役に 立てるような情報が次々と明らかになりました。
それぞれのカテゴリーごとに独自のインサイトがあると同時に、全てのカテゴリーに共通したテーマもあり ました。それを 「イノベーション・スーパーパワー」と一括りにし、このスーパーパワーが製品開発にもたら す意味についてまとめてみました。
マカダミアは自分へのご褒美を許し、葛藤を和らげる
消費者が食品や飲料の購入を検討する際、多くの場合、相反する欲求の葛藤に直面します。その中でも よくあるのが、ヘルシー・健康的な決断をしたいという欲求と、自分へのご褒美だからちょっと贅沢したいと いう欲求との間で起こる葛藤です。
ベーカリー、アイスクリーム、チョコレート・カテゴリーの調査結果からみると、マカダミアが製品に含まれて いると、消費者の心の緊張が自動的に解消され、より楽に購入に踏み切ることができることが分かりました。
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それはなぜでしょうか。消費者はマカダミアを「身体に良いナッツ」であり、同時に「贅沢なナッツ」であると 見なしているからです。マカダミアが製品にもたらすヘルシーというイメージが、購入の障壁となる罪悪感 を取り除くと同時に、プレミアムな材料だという認識が自分にご褒美をあげて贅沢したいという欲求を叶え てくれます。そしてこの傾向は他の食材に比べても顕著なのです。
スナックのカテゴリーでは、消費者は相反するさまざまな欲求のバランスを取ることに負担を感じていま す。 スナックを食べたい消費者は、小腹を満たしながら、食べてもお腹の負担にならないものを求めてい ます。同時に、栄養価が高く、味もおいしく、小量で大きな満足を得られるような製品を望んでいます。マカ ダミアはこれらの欲求に全て答えています。空腹を満足させながら、お腹が重くならず、栄養価が高く味も よく、そして少量でもおいしさと贅沢感に浸ることで十分な満足感を得ることができるのです。
マカダミアを加えるだけでどんな製品もワンランク上に
マカダミアが持つこのスーパーパワーは、数年前の消費者調査で初めて明らかになっていますが、カテゴ リーごとの調査においても、その概念は一層と強化されました。
マカダミアを食材としてベーカリー製品に加えると、食体験が向上し、その製品は豪華で、ユニーク、健康 的で、バランスのとれた望ましいものになると捉えられています。 特にアジア市場では、マカダミアを加え ることは、アジアの消費者がもっとも望んでいる品質の高さと信頼性の意味合いも加わります。
アイスクリーム・カテゴリーでは、マカダミアの存在はそのアイスクリーム全体にハロー効果をもたらし、身 体に良いうえ贅沢で、特別、本物嗜好であることを示すようになります。消費者は、マカダミアを使ったユニ ークなアイスクリーム製品や、マカダミアとアイスクリームの幸せな組み合わせをもっと食べてみたいと願 っています。
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ナッツとチョコレートの関係は確立されており、世界中の消費者は、特にピーナッツとヘーゼルナッツを含 むナッツ・チョコレート菓子に慣れ親しんでいます。しかし、これらのペアリングはありきたりで新鮮さがなく なりつつあると調査によって判明しました。チョコレート菓子にマカダミアが加わると、今までの信頼できる ナッツとチョコレートの関係に加えて、ワクワク感、好奇心、贅沢な体験といった要素が追加されます。
マカダミアには “妥協” を感じない
消費者は、多くのスナック製品が食体験や味において、私たち食べる側に妥協を強いている、と感じてい ます。ある調査参加者の一人はこう言いました -「ヘルシーと言われているスナックの多くが、今でも段 ボールのような味がすることが信じられない」と。
調査によると、スナック製品にマカダミアが含まれているとその妥協感がなくなり、その独特で贅沢感のあ る品質によって、消費者がスナックを求める時の感情ニーズである、ご褒美、感動、気分向上などに大変 よく役立つことが明らかになりました。
チョコレートのカテゴリーでは、消費者はチョコレートがしばしば引き起こす罪悪感や後悔を緩和し、よりチ ョコレートを楽しむことが許される方法を探し求めています。しかし、同時にチョコレートのもたらす至高な 体験を妥協することは望んでいません。もしあなたが「許容範囲のご褒美」製品を作ろうとしている開発者 であるなら、マカダミアを加えることでより健康的なチョコレート製品を開発するこで、消費者が妥協をして いると感じない商品をつくりあげられます。
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調査はまだまだ続きます
当協会では、今後2年の間にも、さらにさまざまな調査を計画しています。さらなるインサイトや開発チャ ンスにご期待ください。
これまでの調査結果詳細のご紹介、また、マカダミア・イノベーション・チャレンジから生み出された革新的 な製品コンセプトもご用意しています。是非、貴方のブランドやビジネスのチャンスにご活用いただけます と幸いです。詳細についてお知りになりたい方は当協会 日本代理 リン・ゼイリク までお問い合わせください。 望月 to learn more.