ノーザン・リバー地域で毎年開催されるサンプル・フード・フェスティバル2017が閉幕され、オーストラリア・ マカダミア協会は7年連続でスポンサーとして協賛しています。
今年はメディア・リーチ数の目標を225,000に設定していましたが、なんと目標値の360%を達成し、インス タグラム、インスタグラム・ストーリー、ツイッター、フェイスブックなどのSNSとブログやオンライン・ニュー ス・メディアなどの従来型メディアを合わせると100万人にリーチすることに成功しました。
スポンサーとしての重要な役割にマカダミア製品の支給がありますが、今年もPure Nut(ピュアナッツ)、 Waliznuts(ウァリズナッツ)、Brookfarm(ブルックファーム)、Rainforest Foods(レインフォレストフー ズ)、Duck Creek(ダッククリーク)といったオーストラリア国内のマカダミアを扱うトップブランドの各社か らの協力を得ることができました。
長期的な支援の上に立つ成功
2011年から開催されているこのフェスティバルに、オーストラリア・マカダミア協会は初年度からスポンサー 参加しています。バンガロー市で開催されるこのイベントは、ノーザン・リバー地域で最大級の食品イベント で多くのマカダミア生産者や製造者が関わっています。毎年オーストラリアの春(9月)の最初の週末に開 催され、フェスティバル開催前にも多くのプレ・イベントが実施されて、街は盛り上がります。
サンプル・フード・フェスティバルへの参加は、最大のマカダミア産地であるこの地域のコミュニティを支援 する意味合いもあり、同時に我々のブランドの旗を掲げマカダミアの多彩な魅力をアピールし、オンライン とオフラインでバズを起こし、多くのシェフや食通の皆様との関係性を強化しながら、質の高い長期的なコ ンテンツを確立する目的があります。
特にSNSを通じた発信を重視し、シェフや製造業者がどのようにマカダミアを使っているかを紹介したり、イ ベントに関する会話になるべくマカダミアを登場させるような仕掛けを行っています。
インスタミートを利用したプロモーションの人気
今年、特にはインスタグラムが主要なチェネルとして大活躍。それに加え、ツイッターとフェイスブックも消 費者リーチに役立ちました。
当協会は今年、スポンサーシップの目玉として、#AusMacadamias Instameetのハッシュタグを利用した 「インスタミート(Instameet)」を企画しました。インスタミートとはインスタグラムに参加している人々が実際 に出会うオフ会のことです。この試みはサンプル・フード・フェスティバル2016で予備的に実施し盛り上がり を見せたことから、今年はさらに内容を充実させ積極的に参加を呼びかけました。このインスタミートをきっ かけにSNSとメディアに大きくリーチすることに成功したのです。
インスタミートはフェスティバルのメイン・テントの隣で実施されました。中心となって呼びかけを行ったのは 2人の人気インスタグラマー。
1人はゴールド・コースト在住のシェフ、Lauren Bath(ローレン・バス)さん でフォロワー数は465,000人、もう1人はノーザン・リバー在住のJewels Lynch(ジュエル・リンチ)さんで フォロワー数は114,000人です。
お二人ともインスタミート中は参加者と積極的に会話をしたり写真やスト ーリーに投稿をしたり大忙しでした。お二人ともフォロワー数が多いことから、これらの内容はあっという間 に拡散し、インスタグラム上で合計12,500以上のいいね!とコメントを獲得することに成功しました。
また、インスタミートの会場にもプロの手によりディスプレイが施され、マカダミアをメインにした素敵な空間 に仕上がりました。いわゆる「インスタ映え」するディスプレイも参加たちを大いに喜ばせ、次々に写真がイ ンスタグラムにアップされました。
インスタミートではマカダミア写真コンテストも開催され、#AusMacadamias のハッシュタグを使ってアップさ れた写真の中から優勝者にはマカダミアがたくさん詰まったピクニック・バスケットがプレゼントされました。
インスタミートに関する合計投稿数は写真が24、ストーリーが10となりました。ストーリーとはインスタグラ ム上でプロフィールとは別に表示される写真や動画のことで、24時間後には消えてしまいます。昨年はな かったストーリーですが、今年から投稿に加わったことで短期のイベントを盛り上げるにはとても良い手段 だということが確認されました。
地元メディアでの紹介
インスタミートはインスタグラマーたちと一緒に盛り上がる場を提供し投稿を促す良いきっかけでしたが、同 時に既存メディアやブログへコンテンツを提供する良いきっかけにもなりました。
私たちが主催したインスタミートはNorthern Star、Byron Shire News、Byron Bay Blog、Fresh Plaza といった従来型メディアに取り上げられ、リーチ数は合計200,000にもなりました。
シェフたちによるマカダミア・レシピの饗宴
フェスティバルのもう一つのハイライトがシェフによるマカダミア・レシピのお披露目です。ルカ・キアーノ、ジ ャスティン・ノース、ギャビン・ヒューズ、サム・ゴウイング、マット・ゴリンスキー、クレイトン・ドノヴァン、サラ・ スワン、ブレット・キャメロン、アンセア・アモール、ベリンダ・ジェフリーなどオーストラリアのトップ・シェフを 含む多くのシェフの方々が参加しました。
特に印象的だったのが、ベリンダ・ジェフリーによるニンジンとショウガを使ったマカダミア・ケーキ、ルカ・キ アーノのリモンチェッロとモスカートの温かいサバイヨン・マカダミア・カントゥチーニ・ビスケット・クラム入り、 ジャスティン・ノースのクラッシュ・スプリング・ピーズとマカダミア入りのポット・ロースト・ポークなどです。
フェスティバル中に開催されたランチ・イベントとディナー・イベントではマカダミアを使ったレシピがそれぞ れ4種類づつ提供されました。また、地元の人気レストラン「Harvest(ハーベスト)」、「Macadamia Castle (マカダミア・キャッスル)」、「Organic Passion(オーガニック・パッション)」もマカダミアを使用した 試食料理を振る舞ったほか、デモンストレーション・ステージで開催されたチョコレート作りのセッションでも マカダミアが使われ、My Mayor Rules(マイ・メイヤー・ルール)やMystery Box challenges(ミステリ ー・ボックス・チャレンジ)といった料理イベントでもマカダミアがふんだんに使用されていました。
主な数字
- Total reach: 1,040,573 (360% of target)
- 総インプレッション数 1,731,851
- インスタグラム・リーチ数: 722,521
- インスタグラム・ストーリー・リーチ数: 66,378
- 既存メディア、ニュースレター、ブログのリーチ数合計: 223,932
- フェイスブックとツイッターのリーチ数合計: 27,473
- SNS投稿数合計:121 (当協会58、当協会以外63)
- メディアやブログによる記事数合計: 8
- 全プラットフォームの投稿者数合計: 50
- マカダミアを使用した試食レシピ数:: 3
- ステージ上のイベントで使用されたマカダミア・レシピ数: 6
このような素晴らしい結果を残せたことを大変嬉しく思い、サンプル・フード・フェスティバルの主催者、シェ フの皆様、インスタミートの参加者の皆様、マカダミアに関わっている全ての人々に感謝を捧げます。