最後にコースを回った時のことを思い出して下さい。コースでは何を食べましたか?飴玉、それ ともホットドッグ?常に健康を意識して食べることはできませんが、18ホールを歩きながら頑張 ってベストのプレーをしようとしている時、飴玉をなめていても身体にとっては何も良いことはあ りません。 健康的、かつ良い成績につながるスナックとはなんでしょう? それは、身体にエネルギーを 補給し、集中力を高めてくれるもの、とニューヨーク市のゴルフ・アンド・ボディで臨床栄養士と パーソナル・トレイナーを務めているアリアナ・ハント氏は指摘します。 「昔からあるスナックの多くは健康的と言っていますが、実際には砂糖や、精製加工された 材料、安定剤、人工甘味料などが含まれており、ちっともヘルシーではありません」と、ハント氏 は語ります。「コースでプレー中に砂糖を摂取すると、その後、しばらくするとエネルギーが落ち ていくのを感じます。長時間エネルギーを保つのに大事なのは、低糖質かつ、高たんぱく質な スナックを食べることです。」
もちろん、ゴルフは楽しむためのスポーツですし、折り返し時にチョコレートを食べることを責め るつもりはありません。ただ、他にヘルシーな選択肢があることをお伝えしたいのです。 ハント氏が選んだ、ゴルフコースでオススメのスナックトップ7を紹介します。 1. ゆで卵:卵はたんぱく質が豊富です。「卵のたんぱく質と脂肪によって満腹感を感じ、血糖 値のバランスも保たれます。その分エネルギーが長持ちして集中力も持続します」とハン ト氏は説明します。飴玉を食べて血糖値が上がったり下がったり、と安定しない状態よりも、 ずっと良いプレーができることでしょう。 2. 無塩ナッツを片手に一杯分:「ゴルフコースでは、アーモンド、マカダミア、ブラジルナッツ が最適です。たんぱく質と脂肪によって腹持ちが良く、重要なミネラルの補充も可能です」 とハント氏。摂取ヒント:暑くて汗をたくさんかくような日には、塩味のついたナッツがおす すめです。身体の塩分を調整するのに役立ちます。 3. 栄養ドリンク:多くのゴルフコースではスポーツドリンクを取り扱っていますが、栄養ドリン クを取り扱っているコースは少ないかもしれません。ハント氏のオススメは、30〜40gの プロテインを水かアーモンド・ミルク(砂糖無添加)に溶いた自作のプロテイン・シェイクを 携帯することです。特にオーゲイン・バニラ・ビーンとジェイ・ロブの製品を推薦するとのこ と。 「天然素材を用いたブランドであり、味もとても美味しいです」(ともに日本では未発売) 4. プロテイン・バー:「全てのバーが良いわけではありません。多くの商品は人工原材料を使 っており、糖質が多すぎます」。ハント氏のオススメはエピック・バー(ビーフジャーキー味)、 オートメガ・バー、ノーカウ・バー、ビーフジャーキー(低砂糖)といった製品です。「今挙げ た製品は天然の原材料を使い、人工原材料は含まず、たんぱく質と炭水化物のバランス が取れています。摂取ヒント:スペンダ(スクラロース)の入ったバーや、砂糖10g以上、 炭水化物40g以上が入っている製品は避けましょう。エネルギーをチャージするどころか、 元気を奪ってしまいます。 5. ナッツ・バター:ナッツ・バターは脂肪とたんぱく質を多く含んでいます。小さな携帯パッケ ージでも売っているので、ゴルフ・バッグに入れておくのにちょうど良く便利な商品です。 6. ターキー(七面鳥)・ロール:ジップロックにターキーやハムの薄切りを入れてラウンド中に スナック代わりに食べるのもおすすめです。オーガニックな製品だとさらに良く、全粒パン に挟んで食べるのも良い方法です。 7. 野菜:別のジップロックに食べやすい大きさに切ったベビー・キャロット、セロリ、ミニトマト、 パプリカやピーマンを詰めて携帯すると、食物繊維がたっぷり取れ腹持ちが良く、水分補 給になり、集中力が衰えません。
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