2016/17年 世界生産量 ナッツ類 5.77% 増加予測

Global tree nut production (image credit: INC International Nut & Dried Fruit)

2015/16年期のナッツ類の世界生産量は380万トンを見込んでおり、2016/17年期には5.77%増の 402万トンに達する予測です。この統計はピスタチオをのぞいた、カーネル・ベースの数値ですが、 ピスタチオ(殻付)は34%生産増の70万3千トンと、もっとも収穫量の多いシーズンなる見込みです。 世界のピーナッツ生産量(ピーナッツオイルも含む)は、2015/16年の殻付き4052万トンから1.83% 増の4126万トンの見込。オイル分用を除くピーナッツの生産量は約2400万トンであり、2016年に は最大生産国の中国が15%、およびインドが28%生産面積(エーカー)を増やしています。 2015/16年度のドライフルーツの世界生産量は270万トンに達し、2016/17には4.41%増の2900 万トンに達する見込みで、中でもアメリカで生産される乾燥アプリコットと甘くち乾燥クランベリーが ともに12%の成長率となります。 ナッツ類、およびドライフルーツの生産量トップ3か国は アメリカ、トルコ、中国です。アーモンド生 産地の世界的リーダーであるカルフォルニアは、4年連続の歴史的干ばつに見舞われたため、新 たな植木がなされました。同じくカリフォルニア生産のピスタチオおよびクルミも植木の面積を広げ ています。干ばつにも関わらず、レーズンは水源の効率的な利用により、適切に管理されています。 中国は、アメリカ同様にクルミを生産しており、来期の収穫予測量も好調です。トルコは、2016/17 年のヘーゼルナッツ、乾燥アプリコット、乾燥フィグ、乾燥ブドウの生産者世界一であり、トルコ産 ヘーゼルナッツの収穫見込みは25万トンに加え、67,500トンの持越し分と併せ、世界供給量の約 70%である317,500トンになる見込みです。 World nut and dried fruit production Source: INC International Nut & Dried Fruit Council 表:ナッツ類、ドライフルーツ類 世界生産量 2016/17年予測 (トン) カーネルベース(ピスタチオのみ殻付き) 殻付き オイル用ピーナッツは含まず 甘口乾燥クランベリー。データは2013年以降より。 データ元:INC インターナショナル ナッツ&ドライフルーツ カウンシル

元記事: http://www.nutfruit.org/tree-nut-production-to-increase/

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