朝食はWEET-BIXでゴー!

朝食用シリアルの大手メーカー、サニタリウム社は、現代の忙しい消費者のために革新的で美味しく、 健康にも良い朝食を開発することをミッションとしていますが、新しい製品にはマカダミアが取り入れられています。

Weet-Bix GOは、需要が高まる携帯用の朝食としてサニタリウム社が開発したビスケット・シリーズ。全部 で6つの味があり、そのうちのひとつのバニラ・マカダミアにはオーストラリア産のマカダミアナッツが使用さ れています。バニラとマカダミアの組み合わせは消費者にも大人気で、シリーズの中でも一、二を争う人気 商品です。

Vanilla Macadamia Weet-Bix GO

Weet-Bix GOバニラ・マカダミア味は、近年の忙しい消費者が食品に求める3つの要素、すなわち味、 健康志向、利便性にうまく答えるためにマカダミアを使用し、画期的な商品を開発し成功した素晴らしい 事例と言えるでしょう。 

オーストラリア産マカダミアが新製品に使用されるのはいつも喜ばしい事ですが、Weet-Bixのような、どの 家庭でも愛されている商品に使われるのは格別です。

変化する朝食習慣

現代社会のペースが速まるにつれ、朝食をゆっくり食べる時間は減ってきています。シリアル一杯を食べ るためにテーブルに座る時間さえ惜しむ現代人は、朝食を抜くという懸念すべき習慣がついてしまったた め、サニタリウム社のようなメーカーは健康で美味しく、かつ携帯もできる朝食の開発に乗り出しました。 そこで登場したのが朝食用ビスケットというジャンルです。

「オーストラリアでは、昔ながらの朝食は減少しています」とサニタリウム社Weet-Bix担当シニア・ブラン ド・マネージャーのアレックス・ガラス氏は説明します。「幸いWeet-Bixはこの傾向にも関わらず、縮小する 市場で成長を続けていますが、栄養価が高く携帯もできる朝食用の商品を開発する必要性を感じていまし た。そのため、今回朝食用のビスケットの販売を開始したのです。」

朝食用ビスケットが小売店の棚に並び始めたのは2011年、アメリ カでのことでした。その後、消費者に利便性が支持され、朝の 渋滞ラッシュでも気軽に食べられることからイギリスやオーストラリ アでも人気に火がつきました。 

Weet-Bixブランドの一員である朝食用ビスケットは、あらゆる世 世代にアピールする力がありますが、この製品のターゲット層はヤング・アダルトとファミリー層だとガラス氏 は語ります。「Weet-Bix GOは、時間がない中で、健康的かつ美味しい朝食を食べたいと思っている人々 に、ひとつの新しい選択肢を提供しているのです。」

Weet-Bixにマカダミアを使用した理由 

Weet-Bixはオーストラリアを象徴するブランドであり、国内トップのシリアル・ブランドす。Weet-Bixの箱は、 オーストラリアの約半数の家庭に必ず置いてあると言ってもよいでしょう。Weet-Bixが誕生したのはおよそ 90年前で、多くのオーストラリア人がテレビ・コマーシャルで使われていた「オージーの子供はWeet-Bix の子供」というジングルを聞いて育ちました。 “Aussie kids are Weet-Bix kids” advertising jingle. 

そんな由緒あるブランドもWeet-Bix GOの販売するにあたって、革新的な戦略が必要だったとガラス氏は 語ります。「Weet-Bix GO は、Weet-Bixブランドに根ざしていますが、味と健康志向の面で拡大する市場 を考えると、今までとは大きく異なる画期的な製品作りが必要でした。この製品は、必要な時に便利な商品 があってほしいという消費者のニーズに寄り添っているのです。」

この戦略にとってマカダミアはぴったりでした。なぜなら消費者は利便性を求めていますが妥協もしたくな いからです。「消費者は朝の食事を簡単に素早く済ませたいと思っていますが、健康と味の面で妥協をし なくて済むならそれに越したことはないと思っています。消費者は、自分たちの要求に答えてくれる製品を 求めています。マカダミアは美味しく高級なナッツで、今トレンドとなっています。消費者がマカダミアを大好 きだという事はわれわれも良く知っています。」 

マカダミアを加えることで、製品の高級イメージがアップすることも期待できるそうです。「マカダミアにはポ ジティブで高級なイメージがあります。Weet-Bix GOバニラ・マカダミア味はその良いイメージの恩恵を受 けていると思います。

理想的な組み合わせ

オーストラリアで最も信頼されているシリアル・ブランドとオーストラリア由来で象徴的なナッツである マカダミア。この2つの組み合わせは理想的です。Weet-Bix GOバニラ・マカダミア味はまだ発売されて 1年ちょっとしかたっていませんが、売上は好調です。「最近、シリーズ中の売上が第二位に浮上してきま した。とてもエキサイティングだと思います」とガラス氏は語ります。 

この製品は現在、オーストラリアとニュージーランドの全土で展開されている他、太平洋諸島、フィジー、タ ヒチでも販売されています。サニタリウム社は今後も流通を拡大する予定です。 

あちこちの忙しい家族が、大好きなシリアルをビスケットとして摂取できるようになったのは素晴らしい事で す。オーストラリア産のマカダミアが含まれているので、栄養面でも1日のスタートを力強くサポートしてく れる製品です。

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マカダミアの原産地であるオーストラリアは、太古の熱帯雨林に基づいた産業が盛ん。約6,000万年前にオーストラリアの土壌で誕生し、現在では約50年の歴史を持つ商業用マカダミア農園は、ニュー・サウス・ウェールズ州とクイーンズランド州を中心に、複数の地域に41,000ヘクタール以上の広さで育成されています。

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