オーストラリア産マカダミア収穫量は、予測通り殻付き49,340トン(水含量3.5%。10%では52,900トン殻付)に達する見込みです。
当初の収穫予測は殻付き54,930トン(水含量3.5%。10%では58,900トン殻付)でしたが、ニューサウスウエールズ州とクイーンズランド州南東部の厳しい天候と洪水により、4月末時点で10%減産されました。
もっとも被害の大きいノーザン・リバーズを含む多くの産地で収穫が遅れましたが、ここ数カ月でその状況も改善されています。
「幸いにも、ノーザン・リバーズでは6月、7月は乾燥した天候が続いたため、生産者は果樹園に戻ることができ、収穫活動は活発になりました。」と当協会CEOのクレア・ハミルトン・ベイトは語りました。
オーストラリア産マカダミアの収穫は終わりに近く、現時点で約90%が集荷されています。
マカダミアの最大生産地であるバンダバーグ(国内収穫量の約46%を占める)は、厳しい天候の影響を受けていないため、この地域の収穫はほぼ終了しています。
「クイーンズランド州全体では、概して収穫量は増加しています。バンダバーグの収穫量の増加は、この地域の近年の新しい作付を考慮すると、予想通りといえます。」
ハミルトンベイト氏は、全ての産地において不適合品は少なく、予想以上に高い穀粒回収率は、全体的に品質は非常に良好であった。」と言います。
「多くの生産者が直面した厳しい天候と非常に厳しい状況を考慮すると、とても喜ばしい結果であると言えます。」
2022年のオーストラリア産マカダミアの最終的な収穫量は、12月初旬に発表される予定です。
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