市場レポート 2月

2016年も好調で安定した結果

2016年の世界的マカダミア生産量は175,000トン(殻付き3.5%)と2015年に近い総量となり ました。主な主要生産国はオーストラリア、南アフリカ、ケニヤとアメリカで全体の約75%を占 めています。オーストラリアの生産量は8%、アメリカは9%ともに増量し、南アフリカでは致命 的な干ばつにより、約17%の減産となりました。中国を含む新興国での殻付き生産量は全体 の約12%を占めています。

INC(国際ナッツ協会)により照合されたインターナショナル・データ・コレクションの統計による と、2016年全生産量の20-25%は殻付きで販売され、カーネル(剥き実)の生産量も若干増 加しています。

殻付きは2017年は生産量5-7.5%の増加、185,5000トン~190,000トン(殻付き3.5%)を見 込んでおり、現在どの原産国も2016年よりも生産量は増えると予測しています。オーストラリ アの初期成長予測は3-4%です。

INCによると、木の実そのものの生産量が増加しており、初期予測は5.8%の生産増と予測し、 ピスタチオがもっとも増えると見込んでいます。

オーストラリア産販売

表:オーストラリア販売(2011-2016) データ元: オーストラリア マカダミア ハンドラ- アソシエーション 2016年のカーネル総販売量は9,673トンで、2015年と比較すると若干減少しています。 オーストラリア国内、および日本での販売が4%と8%と好調に推移しており、カーネル販売 量全体の53%を占めています。日本国内でのオーストラリア産マカダミアのシェアは64%を 占め、オーストラリア産が好まれている傾向を表しています。 日本市場では新しい商品開発 への投資が広がっており、 また、明治のマカダミアチョコレートが40周年を迎えたこともあり、 製菓企業の間では、商品ラインアップとしてのマカダミア製品の重要性が浮き彫りになりまし た。 さまざまな新商品が発売され、この流れは近年中に収まること はなさそうです。 以前と比較するとマカダミアがスナックとして食べ られるようになっており、今後の新たな商品開発の余地があることを示しています。

2016年も引き続き韓国へのオーストラリア産カーネル販売は好調で、オーストラリア産は 市場の99%を占めています。 さまざまな新商品が発売され、この流れは近年中に収まること はなさそうです。 2016年に行われた韓国の消費者調査によると、過去5年間に消費者のマカ ダミア認知度、摂取、購買頻度率は大きく伸びており、マカダミアの特徴と利点について十分 に理解している、との結果が出ています。

中国へのオーストラリア産カーネルの販売量は、殻付きよりも、より便利性のある商品への 需要のため増加していますが、カーネル市場の発展には、もう少し時間がかかりそうです。 ほとんどのカーネルは実店舗ではなく、ネット販売されています。

台湾へのオーストラリア産カーネルの販売量は輸入量も含め、2016年は減少しています。他 のアジア地域と比較すると競争率が高く、昨年度については台湾と中国間の貿易が盛んにな りました。それでも、オーストラリア産のシェアは好調で46%です。

米国へのオーストラリア産カーネルの販売量は2016年は若干減少、輸入量も同様でした。 これは、2015年のカーネル輸入量が12,000トンを超える過去最高の輸入量であり、市場情 報によると、2015年が異例で、2016年には通常の販売量にもどり、輸入量も7,000トン強で 落ち着いている、との見方です。現時点でも順調に推移しています。

ヨーロッパへのオーストラリア産カーネルの販売は、カーネルの総輸入量が6,000トン以上と 増えているにもかかわらず、販売は落ち込みました。ドイツ以外のヨーロッパ地域でのマカダ ミア使用は広がっていますが、現在はアジア地域中心への販売を強化している、と言えます。

オーストラリア産殻付きマカダミアの販売は2016年には8%増加。南アフリカ産の殻付き販売 は50%落ち込み、供給に限りがあったため、オーストラリア産には強い需要がありました。 この需要は2017年も続く見込みです。

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